


先日、大阪の本社別館にて、第2回社内研修会を開催いたしました。
講習内容は、
「基礎から実践まで学ぶ鋼構造」という内容で、弊社の加藤講師より、講習をしていただきました。
鋼材の作り方から用途別の使い分け、規格の違い、実際に用途別の鋼材を使って仮設や施工をする際の様子等を動画と資料を通じて学ばせていただきました。
実際の業務でも、橋梁補修補強工事(既存の橋を直す・補強して地震等の災害に対して強くする工事)や橋梁架設工事(橋を新しく架ける工事)等、鋼材に関する知識が必要な場面が多いので、とても役に立つ内容と感じました。
加藤講師、ありがとうございました!
続いて、「エッセンシャル思考」について、全員で動画を通じて学びました。
エッセンシャル思考とは、「より少なく、しかしより良く」を追求し、本質的で重要だと思えることに集中するための思考法です。
グレッグ・マキューン氏の著書『エッセンシャル思考』で提唱され、「やらなくては」「どれも大事」「全部できる」といった従来の思い込みを捨て、「必要なこと以外をそぎ落とす」ことで、より効率的に成果を最大化することを目指します。

内容を要約すると、以下のような内容になります。
- 「やらなくては」を「やると決める」に置き換える:「やらなければならない」という義務感ではなく、「これに注力すると決める」という主体的な選択をする。
- 「どれも大事」を「大事なものはめったにない」に置き換える:ほとんどのことは重要ではないと認識し、数多くの選択肢の中から本当に重要なものだけを見極める。
- 「全部できる」を「何でもできるが、全部はやらない」に置き換える:自分の能力には限界があることを受け入れ、すべてをこなそうとしない。
情報社会の今日では、情報にあふれ、日々の仕事においてもやるべきことがたくさんあり、忙しい方がとても多いと思います。
頭が混乱するような時でも、この「エッセンシャル思考」に基づき、一度立ち止まってやるべき仕事の優先度や重要度を考えて内容を整理すると、
やるべきことが整理され、より良い仕事が出来るようになるかもしれません。